「街の中の夢工場」Blog

いいじま@営業です。

いつも遊んでばかりの話なので、たまにはアカデミックな話題について書いてみようと思います。
最近出会った本が面白かったのでご紹介します。

嫌われる勇気~自己啓発の源流「アドラーの教え」
岸見一郎・古賀史健:著

日本ではアルフレッド・アドラーと言う名前はあまり知られていませんが、フロイト・ユングと並び心理学の世界では有名な方のようです。
最近ベストセラーとなった「7つの習慣」などは彼の思想が色濃く反映されているそうです。

人は誰でも変われる
トラウマは存在しない
今ある不幸はあなたが選んだもの
すべての悩みは対人関係にあり
劣等感は主観的な思い込み

と言ったことが語られ、自由とはそして幸福とは何かを説いていきます。
全ての事柄が自分に跳ね返ってくるので、非常に厳しく、実践するには到底困難と思われる内容も多々ありますが、よく語られる「原因論(過去の私が今の私を規定している)」を否定し、今をどう生き、選択していくのかが幸福につながる。と言うポジティブな内容でもあります。

対話形式で話が展開していくので、非常に読みやすく通勤の途中で読んでもすぐに読み終わることができると思います。
私は子供との接し方や部下との接し方の参考になればと思い購入しましたが、自分に対しても大いに参考になりました。(アドラー的には子供や部下は関係なく、私の問題です)

興味がわかれた方は是非お手に取る事をお勧めします。
以上。いいじまの推薦図書でした(笑)。

ではでは。