代表取締役社長 鈴木信夫のブログ

親死 子死 孫死

めでたき言葉『親死 子死 孫死』という言葉があります。
言葉の意味は、INET上に溢れていますが、

立徳寺HPの法話より
http://www.ryuutokuji.com/blog/2014/10/post-86.php

ご紹介しておきます。
ざっくりいうと、当たり前と言うことが、実は当たりまでなく、自然に流れていけることが一番幸せ。と言うことになります。
だから、今という日を一生懸命生きましょうと。そんな意味です。

最近、技術や会社。そして家族を思うときに、この言葉が頭に過ぎります。それは、連綿と繋がる時の中で、自分が生きていることを感じることが多いからに他なりません。しかしながら、それを感じない人も又、沢山居ることも感じています。刹那的というか自己肯定が強いというか、不遜というか、、、、、。

 

私もそういった所があるかも知れませんが、故藤木榮先生の言葉を思い出します。「自分の知識なんて言うのは、火花みたいなモノだ。だから、一本でも多くの論文を書く。成功も、失敗も。それが後の科学者達の役に立つのだから。鈴木君も頑張りなさい」

と、いつも叱咤激励して戴いていた言葉を。

→詳しくは 「藤木榮先生へのレクイエム」(http://daikuron.sakura.ne.jp/noblog/?p=1674

なんで、今夏ことを言っているかというと、過日、弊社の大切なお客様の協力会の重鎮からご連絡があり、非常に難しい検査の協力したからです。かなり端折って言いますと「お客様からクレームが来たけど、私達は何も悪いことはしていない。でも、何故これが起ったか解らない」という状況で、私の拙い知見を求められたのでした。

 

私は、現物を見た限りご相談を受けた方の会社が悪いとは思えなかったので、快諾し、調査を開始しました。幾つかの研究室や研究所でその理由が分からず、最後にとある大学の先生が、その問題の本質を見つけて下さりました。結局、後加工の人が「手を抜いた」の原因であり、大きな問題となったのでした。

「そんなことは、作った本人は解っていただろう?」と、思うわけですが、それは、それ。商売でもそうです。最近、両親に頼まれて、今まで付き合っていない様な業種の人ともお話しする機会が多いのですが、とんでもない人も結構居て驚きます。恐怖商法まがいも沢山見て驚くわけです。同じように、今回の案件もその中小企業に責任の全てを負わせる事を考えた大企業の人も、逃げようと思った中間の会社の人も皆生きて行くために仕事をしているわけです。

そんな中で、何が幸せかを考えます。
自分は、いつまでも自分でありたい。
真っ直ぐに。

そう思った次第です。

と、いうとで、調べて下さった先生方と祝杯を上げました!
個性的なワインでしたが、僕は好きな味です。

失礼しました。

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